安室奈美恵、最終公演、行ってきた。今思う事⑩〜安室奈美恵の魅力とは④Dance Number〜







主題『安室奈美恵の魅力とは④〜Dance Number〜』




安室奈美恵というアーティストのポジションは【歌って踊れる歌手の最高峰】にある。



何かに秀でているくらいでは、安室奈美恵レベルに到達することはできない。


歌をとっても踊りをとっても、ビジュアルや内面を切り取っても、全てにおいて、飛び抜けている。


それが安室奈美恵。


特にこの「激しく踊りながら華麗に歌う」ということは簡単にできることではない。




今回、安室奈美恵の魅力の1つ、ダンスナンバーの曲を取り上げるわけだが、


これがなかなか至難の技。


なんせ私はダンスに関してドがつく素人。


ダンスの難易度やパフォーマンスをロジックで攻めることなど不可能。



これに関しては、完全に個人的な好み。


ダンスの激しさやカッコ良さ・曲のノリやリズムなどを総合的に判断し、


まさに「歌って踊りたくなる」4曲をご紹介。






①「YEAY-OH」


「GO Round」との両A面シングル。


個人的には曲の総合点では「Go Round」の方が上位にランクするのだが、


歌と踊りという項目だけでみれば、安室ちゃんの曲の中でも5本の指に入る。


この曲の持つ雰囲気というのが、安室ちゃんの他の曲目とは一線を画す。


激しい踊りの中にも、セクシーというか、妖艶さを身に纏い、華麗に踊りあげる。


しかし歌って踊るには難易度は高い曲である。


頑張って覚えてください。


もうこれ以上活字でこの曲の良さを表現することは私には不可能。







②「HIDE & SEEK」


この曲は実にユニークな曲だ。


テーマは「かくれんぼ」


かくれんぼって、英語で言うと「HIDE & SEEK」(隠れると探す)なんだってこの曲で知った。


この曲も安室ちゃん自身お気に入りの曲で「ベビドン」や「ROCK U」などと共にライブ出現頻度の高い曲。


この曲はシングル曲ではないのにも関わらず、FinallyツアーではHEROの次に歌われるまで昇華してきた名曲。


この曲はかっこいいとか、泣けるとか、元気になれるとか、可愛いい、とか、

安室奈美恵の他の楽曲にどれかは当てはまりそうなフレーズがどれもハマらない。

遊び心満載の曲。ドラクエでいう遊び人。


ライブでも旗が出てきたり、バイクが出てきたり、ムチが出てきたり、ポリスの格好だったり迷彩の格好だったり、ファンファーレの合う、とにかくライブの一曲目に最適な曲。


単純に、聴いて、歌って、楽しく踊って欲しい。

ダンスも一癖ある振り付けが多い。

歌も日本語と英語が織り混ざった歌詞で、一気に歌い上げれると爽快。

テンポが早く、歌うのが難しそうに感じるかもしれないが、耳に残るフレーズが多く、意外と難易度は高くない。歌詞は、完璧に覚えてもらいたい。





③「Scream」


通(ツウ)ぶって言うと、この曲なんです、本当に好きな曲は。


安室奈美恵の数あるバケモノ級の曲たちを押さえつけての、個人的ナンバーワンソング。


全編英語というだけで、嫌悪感を持たれそうな曲ですが、


ダンスのキレ・曲の疾走感・サビの盛り上がりがメガトン一級品。


クラブミュージックって言うんですかね。


大音量で酒を飲みながらノリノリで踊りたい曲。


もう歌詞が分からないとか、踊りを知らないとかどうでもいい曲。


曲に合わせて適当に歌って踊って欲しい。


最後の曲が終わる瞬間の安室&ダンサーのポージングが鳥肌モノ。


安室奈美恵にもう少し時間があったなら、この曲が熟成されるまでにもう少し時間があったなら、


HIDE & SEEK のように昇華できたんではないかな、と思う曲。


これぞ、安室奈美恵。騙されたと思って一度大音量で聴いて欲しい。




④「Every Woman」


この曲の評価も「Scream」と似たものがある。


非常にノリが良く、テンポにメリハリがあり、実に爽快な曲。ついつい口ずさみたくなる。


名曲と言われるものとはまた違う、曲とダンスのみで評価すべき一曲。


この曲も昇華待ち。