安室奈美恵、最終公演、行ってきた。今思う事⑧〜安室奈美恵の魅力とは③Dancer編⑴総論〜




主題『安室奈美恵の魅力とは③〜Dancer編⑴総論〜』





ここ、興味持ってもらえるか否かは、中級者向けかもしれません。


でもね、安室奈美恵を語る上で、絶対に外せない要素なのよ。



個性的なメンツで、安室ちゃんのライブに彩りを与えてくれる存在。


彼らが、安室ちゃんをより可愛く、よりカッコよく映し出してくれる。





あまり深追いしすぎず、さらりと紹介しますので、ついて来なさ〜い!






まず、どうやったらダンサーさん達に興味を持てるか、という疑問に対しては、


『とにかく大好きな安室ちゃんのDVDを何十回、何百回と観て!』です。


観るのは安室ちゃんだけでいいです。


好きな曲を繰り返し繰り返し観てると、


「このパートの安室ちゃんのダンス好きだな」

とか、

「あ、ここ安室ちゃんこんな表情した!」

とか、

「あ、この時の安室ちゃん、なんか楽しそう」

とか、観るたびに新しい発見があって楽しいです。


そうなってくると、

後述する〜ダンスナンバー編〜だとか〜表情・仕草編〜でも紹介しますが、


ダンサー含めたポージングやダンサーとの絡み、なんかも自然と興味が行きます。


そこまで行けば自然と

「あれ、このダンサーさん、前も見たことあるな」

とか、

「このダンサーさん、カッコいいな」

とか、

「このダンサーさん、ダンスうまいな」

となってきます。



ここまでの流れは、もう必然です。

テスト勉強のようにダンサーを必死で覚えようとかしなくても自然と入ってきます。

前提条件として、安室ちゃんのことが大好きで、何回も何回もDVDを観ることですが。



他のアーティストの方は、ダンサーと専属契約してることも多いのですが、

安室ちゃんの場合はツアーごとに入れ替えてます。

心技体が伴っていないとみると、安室ちゃん、ダンサーさんを蹴落とします。(蹴るという意味ではなく、お呼ばれしなくなります)


安室奈美恵はストイックな一流のプロフェッショナルですからね、そこに妥協はありません。


だから常にダンサーさんは、安室奈美恵という一流のアーティストに試されているので毎回必死です。




では毎回毎回ダンサーがガラリと変わるかというと、実はほとんど変わりません。笑

そこは安室ちゃんの性格が反映されているのでしょう。


やはりやり慣れた相手との方が仕事がスムーズに行くし、控えめな性格な安室ちゃんだからこそ、

馴染みのあるダンサーとの方が自分の意見も言いやすいというのがあるのだと思います。




昔、安室ちゃんはインタビューで、

「毎回ダンサーが同じだから(安室奈美恵って)ダメなんですかね?ダメじゃないですよね?」みたいなこと言ってます。


これ本当はご自身ダメとは思ってません。


実は安室ちゃん、プライド高く、人にそう思われてるのが嫌で予防線で言ってるだけです。


謙虚さとプライドは表裏一体です。決して悪いことではありません。


自分にプライドと自信があるから、謙虚になれるのです。


プライドや自信が無いと虚勢を張ります。


謙遜のつもりで言っただけですが、ダンサーに失礼だなと気づき、ダメじゃないですよねと言い直してます。


全て私の推測ですが。





ダンサーのお給料事情が気になって、調べたのですが、

安室奈美恵レベルにお呼ばれする一流ダンサーさんですら、日給制らしいです。

ツアー期間(お稽古期間含む)は日給制で、噂では2〜3万らしいです。


一流ダンサーレベルで、ですよ?

安くありません?


ツアーが半年間あったとして、毎日拘束されてたとしても、その間の収入はせいぜい500〜600万。


一流のダンサーが、毎日拘束されてて、ですからね。


その他多くのダンサーはそれこそ日給1万またはそれ以下ですし、

毎日拘束されているとも限りません。

そもそも来年のツアーにお呼ばれするかも分からないわけです。


そもそも、来年、安室奈美恵はいないわけで、彼らの再就職先も気になります。

まあ一流ダンサーですからね、すでに他のアーティストの後ろでやってる方も存じ上げてますが。


安室ちゃんが引退することを、ダンサーさん達はいつどのタイミングでどのように知らされたのか、

実は結構気になってます。去年の沖縄の時には知ってたのかな。


それでいて激しい踊りをするいわば重労働。スポーツ選手のようにダンサー寿命も決して長くはないはずです。



だから一流ダンサーさんは、自分のWSと言って、一般人向けにダンスレッスンを副業としてるのです。

安室ちゃんのダンサーさん達が一緒に集まるレッスンもあるらしいので、

是非彼らにもスポットライトを当ててみてください。



去年、安室ちゃんは全国100公演やりましたが、もちろん、お別れ前の感謝の儀式的なものだったと安室ちゃんは言ってますが、ダンサーさん達の収入を増やす目的もあったのではと邪推してます。


もっとも、ダンサーさん達にとっては「あれ?過酷な修行かな?」と思ったらしいですが。笑




安室奈美恵の舞台で踊れるなんていうのは、ダンサーさん達にとって、みんなが憧れる花形な舞台な訳です。


逆にいうと、日本中の中でも、やべえやつらの集まりなんです、安室ちゃんのダンサーさん達って!




そんな彼らが、アーティストのためにこんな素晴らしいパフォーマンスを魅せてくれているのです。

みんなキラキラして見えます。こんなにキラキラしていて華やかで魅力的な彼らの厳しい現実。


どうですか?少しはダンサーさんに興味湧きません?






Dancer編⑵各論に続く。



安室奈美恵、最終公演、行ってきた。今思う事⑦〜安室奈美恵の魅力とは②バラードソング後編〜



主題『安室奈美恵の魅力とは②〜バラードソング後編〜』





上の安室ちゃんの写真を見て、口ずさめる方は立派なファンですね。








おおぉ〜おおぉ〜おおぉ〜おおぉ⤵︎

おおぉ〜おおぉ〜おおぉ〜おおっ⤴︎

おおぉ〜おおぉ〜おおぉ〜おおぉ⤵︎






ですね。




文字に起こすと嗚咽のように見えますね。







ということで、前回【安室奈美恵の魅力とは②〜バラードソング前編〜】に続き






②Get Myself Back



そもそもこの曲がバラードなのかは怪しいですか、まあええでないの。



この曲がいつ頃発売されたかはちょっと忘れましたが、ベビドンよりは後だったような気がします。



この曲のPVは沖縄で撮影されたということもあり、最初聴いた時のイメージは「南国で過去を懐かしんで感傷に浸っている曲?」でしたが、まあこの曲も聴けば聴くほどいい曲だこと。



メインターゲットは「頑張って頑張ってきたけど、うまくいかず、傷心しきった方」を癒します。


どうぞ、お入りください。


男性女性問いません。



「get myself back」



直訳すると「自分を取り戻す」的な感じでしょうか。


「決してあなたは間違えてない。あなたはあなたらしくいていいんだよ。そのままのあなたでいれば大丈夫だよ。またやりなおせばいいさ。」





身も心も疲れ切って傷心しきって、何もかもうまくいかず、もう何もかも嫌になったら、ちょっと外に出て石垣にでも腰掛けて、風を感じながらこの曲を聴いて欲しい。



身体中の傷口にこの曲が浸透していって傷が治ります。




歌詞が良いからいちいち歌詞が体に染みていき、自然と涙が出るし、また頑張ろうと思える。

ライブで聴くと冒頭の「おぉお〜」のところで会場に一体感が生まれる。


この点で、ベビドン同様、総合点が非常に高い曲。


男性にもオススメだし、安室ちゃんが観客席に目をやる頻度も高いという点でベビドンと双璧を成すと言っても過言ではない(と思ってる。)






get myself bach again

を声に出してみてください。


「ゲットマイセルフバックアゲイン」


ではありません。


「ゲマセッバッッカゲーーン!!!!」です。



ほら、元気になりましたでしょ?



次の方、どうぞ〜。










③ALL FOU YOU


この曲も発売がいつ頃でしたでしょうか。


ベビドン前後でしょうか。




なぜこの曲がラストアルバム「Finally」に収録されてないのか、不思議でなりません。

なんかの権利の問題なんでしょうが。



なぜこの曲が日の目を見れないのか、もっと評価されてもいいと思うのですが。



確かに安室奈美恵の曲はバケモノ級の曲がたくさんあるので、

オールスターで一堂に会すると、埋もれてしまうのは分かります。



安室ちゃんのバラード集「バラーダ」にも収録されてるので、聴いたことない人は一度聞いて見てください。



メインターゲットは「新婚さん」




まあ抽象的には「永遠の愛」というありふれたテーマなんですが、そんなんでは、この曲の良さを表現できていない。





もう説明するより早いからとりあえず聴いてくれ。



女性が本当の愛・本当に愛する人を見つけ、この人だ。この人とならずっと歩んでいける、歩んでいくって決めた。


その決意を一曲通して歌っている曲。


安室ちゃんの名曲って、落ち込んでる人を励まして元気にさせるっって曲が多いいんだけど、


この曲はそう言った女性の弱さは微塵も感じさせない。


幸せハッピーって歌ってる曲とも違うし、心の奥から湧き上がる幸福感を噛みしめるよな至極の一品。


結婚式の曲としても合うんじゃないのかな。


安室ちゃんのバケモノ級の曲の数々を味わった後は、お口直しにいかが?


きっと安室奈美恵の魅力がなんとなく分かってくれると思う。





その他、

「Anything」や「Think of me」なんかも紹介したいし、

「Four season」や「TSUKI」なんかも人気あるし、

「NEVER END」も会場で一体になれるいい曲なので、興味があれがお聴きください。






⑧に続く。

安室奈美恵、最終公演、行ってきた。今思う事⑥〜安室奈美恵の魅力とは②バラードソング前編〜





主題『安室奈美恵の魅力とは②バラードソング前編』





先日、西城秀樹さんがご逝去されましたのは、記憶に新しく、

脳梗塞を患っていたとはいえ、まだお若いイメージがあったので、大変驚きました。


彼のイメージは【passion:情熱】そのもも。ヤングマンの歌のイメージでしょうかね。

やはり、芸能人はイメージ先行、イメージを変えるのは難しいんだなと感じます。


高校の修学旅行の時に、夕食後の出し物で、友達がヤングマンを歌って盛り上がったのを今でも覚えております。

その時に当時思いを寄せていた女の子が、友達と3人で安室奈美恵のChase the Chanceを歌っていました。

こんなときから安室ちゃんは活躍していたんですもんね。



あの頃からのファンなのですが、

まさかその20年後まで、ずっと安室奈美恵を応援してるとは、自分だけでなく、おそらく誰しもが想像していなかったことだと思います。




安室ちゃんが素敵な姿のまま引退するのは、ある意味良かったのかもしれません。

きっとそう思えるようになるには、5年、10年かかるのでしょうけど。


これからは、ファンの心の中で安室奈美恵が生き続けるから。




西城秀樹さんは、野口五郎さん、郷ひろみさんと共に、「新御三家」と言われておりました。


「新」があるということは、「旧」があるわけで、「(旧)御三家」とは、

橋幸夫さん、舟木一夫さん、西郷輝彦さんの御三方を総じて呼称するそうです。




安室奈美恵の「バラード(旧)御三家」と言えば、


『Can you celebrate ? 』


『Sweet 19 blues 』


『Love Story 』


かな、と思います。


『HERO』や『Finally』もジャンル的にはここでしょうか?



上にあげた5つの曲は、まあ紹介するまでも無いんじゃないかな、ということで。






今回は「バラード新御三家」をご紹介。


※ここで言う新とか旧と言う表現は、古い曲か新しい曲か、と言う事ではなく、

説明するまでもないであろう曲を「旧御三家」、

安室ちゃんをあまり知らない人にご紹介したい名曲バラードを「新御三家」とさせていただきます。




①「Just You & I 」


「母になる」というドラマの主題歌としてもよく知られておりますので、短く説明させていただきますが、「ヤバい」という言葉を使いたくなるほど素晴らしい曲。


「Baby don't Cry」のメインターゲットが「傷ついてボロボロになった女性」なら、

こちらは「妊婦さん」。


よくぞこの曲のリリースのタイミングに「母になる」なんていうドンピシャなドラマが始まったもんです。


「これから母になる女性に」

100%泣けることを保証します!


男なので、100%母になることのない私でも、もし何かの間違いで母になることがあればという前提でこの曲を聴くと、いつも泣けます。


逆にこの曲を聴いて泣けない妊婦さんは、どんな感性してるのかと思うくらい。



とにかく歌詞がいい。


どう歌詞を深く読み取っても、これはお母さんが生まれてきた子供に対して歌ってるとしか解釈できない曲。


【この子のために私は強く生きていく、この子がいなければ私は生きていく意味はない】


あえて歌詞はここでは記載しませんが、このような趣旨の曲。


こうやって書いていている最中も、曲が頭の中を駆け巡って、涙が出てきます。



何ででしょうね。



実際母親である安室ちゃんが歌うからでしょうか。


安室ちゃん自身、いろんな、いろんな辛いことがあったことをファンは知ってるからでしょうか。


安室ちゃんの強さ、母親という生き物の強さ、安室ちゃんの優しさ、母親という生き物の優しさ。


そんなものに溢れた名曲。



本当はベストソングで紹介しようか悩んだ候補の曲なんですが、こちらはメインターゲットがあまりに限られるということと、ちょっとバラードに寄りすぎ、ということで、

総合点でベビドンを紹介させていただきましたが、とにかくいい曲。








バラードソング後編に続く。